Classic Car & Restoration

ルノー キャトル 車検

2022.02.04 Fri

ルノー キャトル

ルノー キャトルの車検です。

 

 

 


まずはブレーキキャリパー。

左右共ひどい破れ方です。

悲しい話しですが

この辺のパーツのゴムの質は年々落ちているように思います。

 

 

内部見た途端、ピストン使えないかも。。。

と思いましたが。

 

 


磨くと意外に綺麗になりました。

 

 

キャリパーオーバーホールでいつも一番時間を掛けるのはこの部分。

ここの錆びを何処まで丁寧に落とすかで今後の持ちが変わるので

色々な工具を駆使して頑張ります。笑

 

 


仕上がりはこんな感じです。

写真撮り忘れましたが、リアのホイールシリンダーも交換させて頂きました。

新品の部品ですがホーニングをして内部のゴムは日本製に組み替えての交換です。

 

 

約10年、結構ヘビーに使われていか123イグニッションですが

若干調子悪く軸の摩耗もあったので

オーナーさんの希望もあり今回は交換する事になりました。

 

 

古い方の部品は、少し手を入れればもまだ使える状態だったので

劣化した電源線などを引き直し、オーナーさんに予備で保管して頂く事になりました。

この様な精密機器がエンジンに直付けの状態で振動と熱に晒され

10年も良く頑張ってくれたと思います。

 

 

圧入されたパイプからガソリン漏れしていたフューエルポンプです。

 

 


パイプをねじ止めに出来るよう加工して完璧!

と思ったのですが、、、

結局他の問題も発覚し、交換となりました。涙

 

 


テンショナーベアリングも交換。

 

 



ステアリングラックもグリスアップして左右のブーツ交換させて頂きました。

 

 

そして、エンジン、ミッション、下ろします。